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『春の日のクマは好きですか?』 ペ・ドゥナ

春の日のクマは好きですか?


春の日のクマは好きですか?

冬眠から覚めた熊のように愛くるしい人よ
このメモを序章に 君への愛を語ろう
次の本は書籍番号R740 の 27C4701 
G.カイユボット「窓辺の若い男」


子猫をお願い』がなかったので替わりに猫でなく熊を借りてきた、どちらもペ・ドゥナさん出演作。ここに出てくる熊は村上春樹さんの小説『ノルウェイの森』に出てくるセリフから使われたらしい。小説に、熊なんて出てきたっけ…? 忘れた、笑。

(あらすじ)三流小説家の父を持つヒョンチェ(ペ・ドゥナ)は、ちょっと変わってる女の子。恋人は欲しいがズレた言動が災いしてあまりモテない。でもいつか素敵な王子様が現れると信じている。夢はスチュワーデスになることだった。現実は、スーパーマーケットで働いている。
ある日、図書館の美術書に書き込まれた愛のメッセージを発見する。そのメッセージに促されて次々と本を借り出しては、見知らぬ誰かが書いたらしい愛の告白を読みふけるようになる。これはきっと、自分への愛の告白だと思い込んだヒョンチェは、その告白の男性探しに夢中になるのだが…。(2003年/韓国映画)


監督は、ヨン・イさんという方で、おもにCMやミュージックビデオなどの演出を手掛けている人気作家、らしい。どうりで映像がミュージックビデオで、途中さし込まれた画家の仕事場など、本編とは質感の異なるコマを(ありがとう 違う)一応ふくらませたイメージ映像として魅せたりもしている。ジャンル分けするとロマンチック・ラブコメディに入るようで、たいていのことは「ラブコメですから」で許されてしまうのかもしれないが、とはいえ遊び過ぎで、ヒョンチェの妄想を、いちいち画にする煩わしさ。魅力的なところがいっぱいあったのに、煩わしい場面も同じくらいあって、もったいない映画になってしまったかなぁ、と。
ヒョンチェのことが好きな幼なじみのドンハ(キム・ナムジン)は良かったと思う。ヴィンセント(王子様)に夢中でドンハのことなんか目に入らないヒョンチェでも、一途に愛して自己アピールする。夜中に「ラーメン食べたい」と言われれば、鍋ごと自転車に乗せて彼女のアパートまで行ってしまうとか。それでなぜか道端でふたりラーメンをすすっているとか(監督さんの実体験だそうです)。立ち仕事で疲れているヒョンチェをマッサージして寝てしまい、寝ながらヒョンチェの足を自分の頬にスリスリしてるとか。これで落ちない女性は、まずいないかと。
ドンハ「その男は架空の王子様だ。お前に何もしてくれない。姿を見せないで愛してるなんて口先だけだ」
ヒョンチェ「発想が幼稚よ」
ドンハ「どっちが。それが恋か? 数枚のラブレターに舞い上がることが」

子犬を可愛がるように、ヒョンチェを大切に可愛がって面倒みてる、つくす男のドンハ。彼の、このセリフから、グッと現実に近づいた。この後、ヴィンセントが出てきて画集への書き込みの理由が明かされるわけだが、それは謎解きの謎くらいの意味しかない。
表現された(書かれた)愛のメッセージは、愛を待ち望む者たちと対話する。ヒョンチェはヴィンセントではなく、愛のメッセージと対話している。その言葉に嘘はないけれど、ヒョンチェに向かって愛を語っているわではない。口先だけではないが、舞い上がってはいるだろう。
自分への愛の告白だと思い込んだのはヒョンチェ1人ではなかった、他にも出てくる。表現されたものは増幅機にかけられて愛を待ち望む者たちの、たった1つの愛となる。目の前のドンハの愛は届かずに、架空の愛が先に届くのだ。この辺りを掘り下げてくれたら、この映画、凄い映画になったンじゃないか、と思ったりした。

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