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「現代」を捉えきれないかもしれない『素直になれなくて』北川悦吏子・ジェジュン

Hard to say I love you~言い出せなくて~ (通常盤)


フジテレビ木曜22:00から現在放送中のドラマ、『素直になれなくて』。脚本家は、あの北川悦吏子さんで、ツイッタードラマでもあるらしく、おまけに東方神起のジェジュンさんまで出ている、というわけで、放送前から注目されていた、ドラマです。観ました?

私もツイッターの片隅で呟いているのだけれど、初回放送中のタイムラインがスゴいことになっていて、ドラマを観ながらの呟きが、1分間に何百という勢いで、ドドドッと流れていたようです。そのほとんどが否定的な意見で、ボロクソ、と言ったほうが、近いかもしれません(ハッシュタグ #sunanare)。

このようすを翌日以降のニュースがキャッチして、まとめ記事を各自出していました。
内容は、どこも、だいたい同じです。「ネット側」の意見をまとめているからそんなに違いはないです。多少色がつくていどで。北川さんの問題発言とかツイッターである必要ないとか、そんなところです。
一方「ドラマ側」の意見はどうかというと、「素直になれなくて」公式HP 内の、message を読むと、まるきり逆になっていて、称賛してます。否定的な意見は排除したのかな? まあ排除するでしょう(笑)、「ドラマ側」なので。

視聴者の本音が「ネット側」で、それを隠して「ドラマ側」が褒めた意見ばかり出している、と言いたいところですが、しかしそう単純には言いきれないところもあります。

なぜなら、「ネット側」の意見をよくみてみると、日頃からドラマが好きでみているとは思えないからです。意見は千差万別だけど、好きでみている人は、そういう反応はしないかも。「~だね」と書くだけで、その人のドラマのみかたがわかるでしょう。どうみているのかが、わかる。おおざっぱに書くと、単体でみてます、全体じゃなくて。もう少し立ち入って書けば、ドラマがみたいのじゃなくて、ツイッターがテレビでとりあげられているところをみたい、というふうな呟き、書き方でした。だからドラマが開始されてすぐに、ツイッターを探す目線でみているので、ツイッター関係ない(どこにもない)じゃん、ということになります。好みの問題で、おもしろいとか、おもしろくないとか言うのとは違って。
「ドラマ側」の意見のほうは、日頃から好きでみている人が多いのではないかと思わせるものでした。全体でみているし、登場人物に入って、あるいは入ろうとするような書き方であったから。

視聴者の本音と言う場合、もちろんどちらの視聴者の本音もそれに違いないです。
ただ「ネット側」はドラマというよりもツイッターへの期待が大きいようなので、登場人物が深く濃く絡むほど、ツイッターは設定に徹して消えていくから、不満を通り越して「もうみない」という流れになるかと思われます。じっさい初回のあの騒ぎに比べると、現在ではハッシュタグの数も減少方向ではないでしょうか。
みてない層がみなくなって、ドラマ好きの層がハッシュタグをつけて呟いているとすれば、現在のツイッター上のハッシュタグはそれほど腐したものではないと思います。登場人物に入り込んだもの、この先の展開を思うもの、などなど、通常どおりの(という言い方はヘンだけど)、ドラマをみた感想、呟きが、より多く流れていくと思われます。

視聴率 は、こんな感じです。
よいのかわるいのか、なんとも言えないけれど、10パーセント超えしてるから、ドラマ低視聴率時代の日本ドラマとしては、健闘していると言っていいかもしれません。

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ドラマ周辺のようすはこれくらいにして、
内容について、私なりに書いてみたいのですが。

まず、ハッキリさせておきたいのは、ドラマをやるのか、やらないのか。

やるなら、ツイッターは単純に設定なので、そのうち消えます。
いや消えないとドラマじゃないです。ツイッターで出会った登場人物らが関わり合いどう変化していくのか、それをみせるのがドラマでしょう。人間模様を描くのが、これぞ、ドラマ。関係性が深くなっていきます。深くならないと人間模様は描けないので。描くとは、隠された本音を描くということです。土足で踏み込むということです。

ツイッターという道具によって人間やその生活が変わりますか? 
道具によって表面的には変わったように見えたとしても、関係性が深くなる=人間を掘り下げていけば、昔々から、それほど人間は変わっていないものと思われます。古典と呼ばれる作品の数々が、いまでも焼き直されリメイクされていくのは、人間自体それほど変わっていないからでしょう。

といっても、ツイッターで出会っているから、そこは当然、考慮されるでしょう。
ツイッターである必要がないという意見がとても多かったけれど、では、ツイッターとは、どういうものですか?

ブログやミクシィやそういうのとどこが違うのかと考えてみると、ツイッターは、「速い」と思います。他と比べて速く伝えることができるのではないかと。「速い」ということが、他との決定的な違いではないでしょうか。

ドラマに戻ると、確かに「速い」です。関係性が「速い」。ツイッターらしさを、ちゃんと考慮して作られています。
しかし「ネット側」の思うツイッターらしさとは違っていたようです。もっと具体的に象徴的に、仲間内で「あ、わかる、ある、ある」と言いたくなるような、わかりやすい目印、そういうツイッターを期待し、探していたようです。
こういう目印は、まったく描かれていなかったわけではないでしょう。もっと描いて欲しかったのでしょう。先に書いたように、ツイッターを探す目線でみているから。

内容について、もう1つ。「みんな、どうしてツイッターをやっているの?」
ここから登場人物を起こしたとしたら、どうなるでしょうか。営業でID取得した人は抜きにして。
そっくりそのまま同じ人はいないでしょうけど。少なくとも、リアルな、という場合、この人物がリアルであれば、展開されていくドラマの場面が必ずしも現実的でなくても、ドラマはリアルになります。SF作品がリアルであるのと同様の理屈です。関係性が深くなる=人間を掘り下げていく、隠された本音が明らかになる、この本音がリアルであるか、どうか。
「みんな、どうしてツイッターをやっているの?」、この「どうして」を掘り下げていけば、ツイッターらしさも結果的に表現されていることになります。またこれが、職業を偽ったり見栄のツイートだったりなんだりで、ナイーブな人物像として描かれているので、「ネット側」には不評なのですが。

長くなりましたが、最後に、俳優さん方についても書いておきたいです。

私は東方神起ファンなので、正直、ジェジュンさんが出ると聞いて、ひやひやしました。メンバーのジュンスさんの言うとおり、人気者だからといって歌の人が演技の人に混ざってやるのはなかなか難しいだろうと、私も同感です。ファンだからといってオイショな記事は書けないし、ヘタだったらどうしようかと^^;
ところがどっこい、日本ドラマ内では、うまい方でした。ほっとしました。人物像ができていて、気持ちがよく伝わってきました。次、月9で主役、お願いします。ジェジュンさん、できそうです。

ジュンスさんが言っているのは韓国ドラマの場合ですね。うまい人がゴロゴロいて、みんな必死になって人物像を勉強してきます。体も作ってきます。睡眠時間2、3時間で撮影も過酷だし、ケガ入院常套の世界です。そこから勝ち残った俳優さん方が中心となって韓国ドラマは作られていくので、歌の人が、という話になるわけです。

日本ドラマ内では大丈夫、うまい、というのが、日本人として息苦しいところですが、ここはもう少し掘り下げて考えたいところです。

その前に、このドラマの俳優さん方についてザッと書くと、その人である必要がないと思います。
これ別ドラマで、別セリフを言っても、大差ないです。誰を演じているのか。わからない。さらさらさら~、と流れていきます。自然な演技の「自然」とは別物で、そこに在るという、どうにもならない「生」というか、あたりまえに引きずって歩いている影がないというか、そういうものが無言の内にないというか。ひっくるめて希薄ですね。これは希薄なドラマではないです。

演じられてしまったドラマから、北川さんの脚本へと頭のなかでもう一度組み立て直してみると、どうも違うような気がして。人物が、別人物になって、演じられているような気がして。だから、セリフも、スパッと入らない。あさっての方角から降ってきたような言葉に聞こえます。「ネット側」に叩かれるのはそういう理由もあるかもしれないです。

北川さんが用意したドラマ内の世界に、希薄な登場人物たちは、馴染まない。馴染んでいない。ジェジュンさんは入って演じていたけれど。彼は日本人ではなく韓国人ですね。日本人の俳優さん方が馴染んでいないところが重要です。

「ネット側」の批判を思い出してみると、「ドロドロした人間関係がイヤだ」という意見も多数見受けられました。
この意見と、希薄な俳優さん方の演技と。私は、符合するなぁ、と思います。

「現代」を描こうとして、踏み込めば、踏み込むほど、「現代」から遠ざかっていくとすれば、符合する、そこからツイッタードラマを展開していった場合、こちらで踏み込んでいったとしたら、別ドラマとなり、別評価が下ったかもしれない、と思ったりもしました。

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