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テレシネマ7! 北川悦吏子×ジェジュン(東方神起)

テレシネマ7 がついに公開です。以前、書いたとおり、とても良い企画です。
過去記事:ジェジュン(東方神起)×北川悦吏子 『天国の郵便配達人』

テレシネマ7とは何か。公式HP より。

2007年第2回東アジア脚本家カンファレンス(上海)に参加した日本放送作家協会員より発案され、日本放送作家協会・市川森一理事長と韓国KOFICEのシン・ヒョンテク理事長が共同企画者となり、日本放送作家協会の協力のもとに実施されたコンテンツの新しいビジネスモデルを提案する企画。日本の人気脚本家がオリジナル作品を書き、韓国の人気俳優・監督で製作する日韓共同制作の作品で、国境を越えて同じ感動を共有できるような作品を目指し制作。韓国では2009年11月5日より劇場公開。また、本年2010年は、日韓併合100年を迎える年です。本プロジェクトを通して、日韓友好の更なる懸け橋となることを願っております。



市川森一さんのインタビュー記事も。

「混血の子どもが魅力的でかわいらしいように、韓国と日本の長所を合わせた『テレシネマ』は魅力的なものにならざるを得ない」
さまざまな制約から韓国の地上波で日本ドラマが放映されていない状況のなか、ドラマの国籍を問わず良い作品が韓国で自由に紹介される可能性への期待も参加動機のひとつだとしたほか、脚本家が韓国俳優にほれ込んでいることも後押ししたと説明した。
日本は着物のように繊細なシナリオに強く、韓国は韓流ブームでもわかるように俳優が優れ、監督らの演出センスがいいということで意見がまとまったという。
<インタビュー>テレシネマに自信、日本放送作家協会の市川理事長



俳優さん方について、前記事にもチラと書きました。
「現代」を捉えきれないかもしれない『素直になれなくて』北川悦吏子・ジェジュン

スポーツで言えば、団体競技。たとえ有能な人材でまわりを固めたとしても、プレーする選手が実行できない素人に毛がはえた程度のレベルだと、勝てる試合にも負けてしまいます。ツイッター上では北川さん批判に終始していて、俳優さん方や演出などに言及している人を私はひとりも見ませんでした。ぜんぶ北川さんが背負っています。
それで今回、脚本を書かれた方々と、その代表作を思い出してみたのですが、もしかして日本ドラマはいつの頃からか、定かでないですけど、ぜんぶ脚本家が背負ってきたのではないかという気がしてきました。どんな選手がどのようにプレーしても響く、ゴロ球をトンネルしてもフォローできる脚本を、書かれてきたのではないかなぁ、と。制約アリ。それはもちろん。にしても、ひど過ぎやしないかと。脚本が、死んでしまい。

いまはBSやCSもあるし、世界中のドラマ、映画を気軽に観ることができます。好きで観ている人は、目が肥えてきますよね。そのなかで、韓国の俳優さんだけが世界でピカイチだとは思わないけれど、アジアでは上手い俳優さんに当たる確率がもっとも高いです。何度も書きました、韓国ドラマには上手い人がゴロゴロいます。新人、無名であれば特に、現場で厳しく求められ、画ができるまで何回でもテイクを撮り続け、できるまでやります。団体競技なので。うまくセリフを言えたかどうかじゃなく、ドラマ全体の意思を伝えているかどうかで「やり直し」が入ります。韓国ドラマの現場の熱意、熱気は大変なものです。昔の日本のドラマのように。この熱意、熱気を忘れてやしないかと、日本のドラマは問われているかのようです。

ところが、韓国ドラマと言うと、『冬のソナタ』の風評だけで(観てもいない)韓国ドラマ全体を解したつもりになり、韓国ドラマを観る人々の属性まで把握したかのような言い分が、いまだに一般論として根強いです。欧米のドラマだと観ていない人々の咄嗟の判断は違うのに。フシギですね。偏見なく、フツーに観れば、市川さんのインタビュー記事は、うなずけるものです。
韓国ドラマの現場の熱意、熱気。その現場で鍛えられてきた俳優さん方の演技。そこへ、日本のすぐれた脚本家。手を携えて、やってみよう! という企画です。ビジネスを介することで、嘘のない現実的な、友好の架け橋となります。

双方にメリットがあります。
日本側にしてみれば、まず、視聴率、利益ともに上まわる、韓国ドラマ市場に加わることができること。日本の脚本家を紹介できること。韓国内での日本ドラマ放送への可能性を探れること。
韓国側は、より一層、韓流を日本に定着させられる、というのが、いちばん大きな理由じゃないでしょうか。
どちらも利益が見込めるけれど、どちらかというと日本側が、多少、取り分が、多い感じがします。現状では韓国側が強いので。視聴率、利益ともに。収入の分配で、チャラかな!?
お客さんの側では日韓ともに、同じ作品を観る、というのが、いいと思います。TBSで現在放送中の『アイリス』のように、ロケ地を双方が行き来するのも、理屈じゃなく、ふれあいでの友好となるだろうし。ドラマや映画が秘めている、人を動かす力というのは、ほんとうに計り知れないものがあると思います。

テレシネマ7 天国の郵便配達人

ずらりと下に出してみました。
韓国の監督と俳優さん、馴染み深い方々ばかりです。ドラマや映画で観たことのある人ばかりです。ひとりひとり丁寧にご紹介したい誘惑にかられますが(笑)、ともかく韓国側は、バッチリです。あとは日本側の脚本がどうなっているのか、市川さんのインタビュー記事からすると、こちらも大丈夫だと思います。私も、観に行きたいです。

ジェジュンさんの相手役の、ハン・ヒョジュさんだけ少しご紹介を。
ソフトな女優さんです。凹凸だと凹。いったん胸のなかにおさめて、すーっと出てくる感じ。感情や思いが。なので押し出すときも、イヤな感じがないです。女性にも好まれる女優さんではないでしょうか。ただそのぶんパンチがないかも。ガッ!と射倒すような業の深い役だとチト苦しいかもだけど、たぶんそういう脚本にはなっていないと思います。タイトルが『天国の郵便配達人』だから。やさしく、ふわっと、ほろっと、泣かせる、そういう感じじゃないかと、勝手に、想像、笑。

天国への郵便配達人
監督:イ・ヒョンミン(「サンドゥ、学校へ行こう!」「ごめん、愛してる」「雪の女王」)
脚本:北川悦吏子(「ロングバケーション」)
出演:ジェジュン(東方神起)
    ハン・ヒョジュ(「春のワルツ」「イルジメ」)

トライアングル
監督:チ・ヨンス(「花いちもんめ」)
脚本:尾崎将也(「冷たい月」「夏子の酒」)
出演:アン・ジェウク(「星に願いを」)
    カン・ヘジョン(「オールドボーイ」「トンマッコルへようこそ」)

石ころの夢
監督:チャン・ヨンウ(「ホテリアー」)
脚本:中園ミホ(「ハケンの品格」)
出演:チャ・インピョ(「あなた、そして私」)
    キム・ヒョジン(「マジック」「誰にでも秘密がある」)

顔と心と恋の関係
監督:イ・ジャンス(「美しき日々」「天国の階段」)
脚本:大石静(「ふたりっこ」)
出演:カン・ジファン(「がんばれ!クムスン」「映画は映画だ」)
    イ・ジア(「太王四神記」「ベートーベン・ウィルス」)

結婚式の後で
監督:キム・ユンチョル(「私の名前はキム・サムスン」)
脚本:横田理恵(「ごくせん」)
出演:シン・ソンウ(「威風堂々な彼女」「初恋」)
    イェ・ジウォン(「オールドミス・ダイアリー」)
   
楽園
監督:イ・ジャンス(「美しき日々」「天国の階段」)
脚本:岡田惠和(「ちゅらさん」)
出演:チ・ジニ(「ラブレター」「宮廷女官チャングムの誓い」「春の日」)
    キム・ハヌル(「オンエアー」「同い年の家庭教師」)

19
監督:チャン・ヨンウ(「ホテリアー」)
脚本:井上由美子(「白い巨塔」)
出演:T.O.P(BIGBANG「アイリス」)
    ホ・イジェ(「宮S」)

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