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『ラン・アウェイ』 イ・ビョンホン キム・ウンジョン

ラン・アウェイ-RUN AWAY-


ラン・アウェイ-RUN AWAY-
1995年の韓国映画で、当時の映画館を観客でいっぱいにした。主演のイ・ビョンホンさんは新人男優賞を受賞している。

1996 第32回 百想芸術大賞/男子演技賞(イ・ギョンヨン)
1996 第34回 大鐘賞映画祭/新人男優賞(イ・ビョンホン)
1996 第19回 黄金撮影賞/金賞,準会員特別賞,新人女優賞(キム・ウンジョン),新人男優賞(イ・ビョンホン) ※引用

(あらすじ)殺人事件の目撃者となってしまったイ・ドンヒとチェ・ミランは、口封じのために命を狙われる。偽装潜入した組織員により警察を信用できなくなった2人は自ら事件の糸口を探そうとする…。


↑これだけ見ると、さして目新しさもなく!?
ストーリー追いで見るとすれば、サスペンスものとしての謎解きやスジ運びなどにやや難があるかもしれない。検索したら「日本のVシネみたいだ」という感想文もあったし。

まずカメラの位置と俳優さんの立ち位置に注目したい。
上階からジャンプして落ちてくるとか、そういった派手なアクションだけでなく、男と女の立ち位置や、刑事さんとの距離など、一見して何でもない立ち位置を、もう少し丁寧に見てもらえたらまた違った感想も出てくるのではと。
これと似たことが、どこかに書かれていないかと探してみたら、監督さんのプロフィールのページにあった。

1995年に『ラン・アウェイ』で監督デビュー。以後、一貫してアクション映画を撮り続けている。高速撮影(スローモーション)、低速撮影、モンタージュ技法にジャンプ・カットと、ありとあらゆる撮影方法を駆使して独特の世界を構築する映像のスタイリスト。(キム・ソンス監督/引用


じつは、かなり頑張って作っているのだ。計算しつくしてカメラを向けている。
この映画を見たら、まずこのことについて言及しないと嘘だと思う。
立ち位置や距離の正確な測量。その上に華々しい映像テクニック。この順番でなければ生きてこちらに伝わってこないと思う。

アクションやらサスペンスやらが絡むから、ついそちらに引っ張られてしまうけど。また脚本もエンタメを意識してスッキリと書かれているものだから尚のこと引っ張られてしまうのだろう。検索して「良かった」星が少ないのはきっとそういう理由だと思う。ハリウッドを意識したエンタメだと解釈されて、お粗末な作品だと結論付けている方々が多かった。

くり返すけど、ストーリー追いで見ればそういうふうに見えるかもしれない。
映画はストーリーだけでなく、映像も、込みだ。そしてこの映像こそがストーリー以上に語ってしまう。
なにが語るのかといえば、立ち位置や距離が語ると思う。
立ち位置や距離というのは同時に奥行きも表現してしまうから、セリフに頼らずとも映像そのものが人物へと入って行けるわけだ。セリフでなく映像に語らせるべきで、昨今のセリフ、ストーリー主導型とは一線を画している。この辺がVシネとは違うところだと思う。

少しだけ腐せば、最後の方、油かけられて燃やされてしまいそうになった、あのロケ地の天気が晴天過ぎたような気がする。晴れでもいいけど天気が良過ぎて流れが止まってしまい、より緊迫感を出さなければならない場面で惜しいことをしたかなとちょっとだけ思ったけど、それくらいで…。

あと脚本については、
始まってすぐに男と女は出会いベッド・シーンへと入って行くけど、ここで余計な芝居を打たず、脇を出して喋らしたりせず、それぞれの過去をちらっとでも出したりせずに、映像だけで見せて、女が素っ気無くなり、ここでビョンホンさんのセリフが入るわけだ。君はいつもこんな感じなのかと。もうこれで表現している。ビョンホンさんの恋は本気になりかかっている。だけど女はその気じゃない。その気になれない理由がある。絵が暗いから描き直してくれというのはベッド・シーンの前にあった。柱1つのシーンで、手がかりを残してくれている。ひどい孤独に陥っているのだろう、女の心には、大きな穴が開いていた。
などということが、さらりと描かれている。映像の色調(光と影)もバッチリで、私は上手だと思ったけど。この後にサスペンスらしく展開して行き、こまかい所で難癖付けようと思えばつけられるかもしれないが、プロが力技でフツーにやっている程度ではないかと思う。それほど気にならない。

俳優さんの演技も良かった。
正直、女役の キム・ウンジョンさん が下手だったらどうしようかと心配しつつDVDを入れたのだけど、これがなんと上手だった。たとえば殺し屋が部屋に入ってきそうになった時の、あのパニックした状態がリアルで演技だとは思えなかったほど。当然、台本を読んでいるから、殺し屋がどこからどう入って来るのか知っているだろう。でも知らないみたいに演技していた。ここで捕まったりはしまいだろうとは思っていたけれど、迫真の演技で引き込まれて見てしまった。そしてビョンホンさんもキム・ウンジョンさんも走る走る走る、ほんとに走ったのではないかと思わせる。ほんとに走ったのだとすれば疲れる現場で、俳優なのかマラソン選手なのか!? カット! はいやり直し、となったらイヤだろうな。住宅地のなかを走る場面など、アップダウンが、キツい、汗。

そう、ここでも凄くリアルだったなあ。
この映画はリアルだった。ありえない話だが、ひとつ1つのカットがリアルに仕上がっていて、それはさっき書いた立ち位置や距離などの正確さによると思うけど、もちろん、ビョンホンさんたちの演技力があってこそ実現できるわけで。映画はチームワークだけど、この映画はみんなが1つになって作り上げましたという感じが伝わってきて良かったと思う。

パソコンを使ってパスワードを破るとか、仕事仲間が電話ボックスごと轢かれ殺されてしまうとか、この辺はチトやり過ぎだったか。当時の流行を取り入れると時代が限定されてしまうけど、どの時代にもいい顔をしない潔さだとも解釈できるし。電話ボックスごとは、たぶん、OKのラインじゃないかな。脇をあまり出すと脱線してしまうので、基本に忠実だったとも言える。私はそれほど気にならなかったけど、お約束で(笑)この辺は叩かれるかも。

サスペンスものは、あまり好きではないのだけれど。
ヒッチコックでさえサスペンス中心で見たりはしないから。
ヒッチが凄いのはサスペンスでもそうでなくても、きちんと人間が描かれているところなのだ。
この映画はジャンル的に好みではなかったけれど、見たら、意外と良くて、嬉しくなった。
なかなかに職人肌。監督さんが仕掛けた綿密な距離の測り方、そして迫真の演技、それらが見る人々へと伝わったらいいな。

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comment

namomo|
kairouさん こんにちは!
実はこの映画…、私は全部観切れてないのです。情けない…。
友人からも
「なんでー!DVDを持っているなら!ちゃんと観れば!」と言われる始末で…。

なんでかしら、最初の方に殺人事件があって、それを2人が見てしまう。
それから危険が迫り、逃げていくのだけど、私ったら怖くなってしまったのね…。
この程度で怖がっていたら、他はなんにも観られないわよーとも思うのですが…。
kairouさんの感想を読んで、やっぱり観直すべきか…。考えてみます。

そうそう、ソウルに行って来ました。
観てきましたよー。
初日から第一週の舞台挨拶は中止!!(T_T)だったので、、ちょっとガッカリしましたが、
映画自体は2度観ました。かなり観客が多くて、思った時間にチケットが買えなかったり!
言葉が不自由なので、チケット一枚売り場で頼むのも大変でした。

舞台挨拶がなかったから(昨日と今日は地方であるらしい)、ビョンホンは少し休めたかも…。
でも結果的に舞台挨拶はなくて良かったかもしれません。
なにせ前回など舞台挨拶だけで映画を観ずに出てしまい、次の舞台挨拶の館へ行く不届き者が少なくなかったから。(怒)
今回は土日は超満員で本当の意味で大盛況でしたから。それが本当に良かったし、若い観客が多かったですよ~。

スレずれで申し訳ありません。
『奴ら』感想をネタバレしないようにお話ししたいのですが、(ネタバレしようにもセリフが分かんなくて映像だけですから)
ビョンホン繋がりでこちらのコメント欄に書いても良いでしょうか?

まり|
kairouさん、はじめまして^^

ちょこちょこお邪魔させております。
なかなか、コメントを書くことが出来ず、申し訳ありません。
ビョンホンさんに関することで検索したらここに辿り着いたんです。内容は、忘れましたが・・・

この作品、初めて、観た時、とっても疲れました。
私も一緒に走っている気分になってしまい・・・
2度観るのは辛くて…

ビョンホンさんに熱中していた時に観た作品でしたから、
ビョンホンさんばかり追っていたので、
kairouさんの感じられたことは、考えてもみませんでした^^;;
ビョンホンさんのファンならそういう観方もしなくては、いけませんね。
演技に対する姿勢は、素晴らしいですから…

今なら気持も随分、落ち着いているので、全体をじっくり観れるかもしれません(笑)
なかなか、彼の作品をゆっくり観る時間がなくて、DVDも溜まる一方です^^;

素敵な発見をさせて頂きました。
ありがとうございます。

kairou|
namomo さん、こんばんは。

ややッ! 行ってきましたか。
差し支えなければ、ここに書いちゃってください。よろしくお願いします^^
前情報を元に私なりに妄想たくましく、「きっとあんな感じかな」とか思ってますけど、
妄想ですから(爆笑)、映画は観ないと分からないです。
観ちゃったのね~、なんて羨ましい、いやいや、飛行機の旅、お疲れさまでございました。
お帰りなさいませ♪

それで『ラン・アウェイ』は、「まだ」ということで^^;
じつは私もヒョンジェさんの『ソドンヨ』全部観きれていないのです。
DVDを持っていると確保したゾ的に安心してしまうですよ。うふふ。

>初日から第一週の舞台挨拶は中止!!(T_T)だったので、、ちょっとガッカリしましたが、
映画自体は2度観ました。かなり観客が多くて、思った時間にチケットが買えなかったり!
言葉が不自由なので、チケット一枚売り場で頼むのも大変でした。

おーッ。なんかリアルだぁ。

>舞台挨拶がなかったから(昨日と今日は地方であるらしい)、ビョンホンは少し休めたかも…。

うんうん。そうかも…。
ビョンホンさんの忙しさは記事に書かなくてもいいくらいに、いつもお忙しい方ですから。
シャレにならないですね。どうぞ休んでくださいと言いたい気持ちです。

kairou|
まりさん、はじめまして、ようこそ!

私の記事はコメント書きにくいみたいで(すみません、汗)、訪問者無視で書いてるし。
大御所でも評判が良くても、私が駄目だと思ったら駄目だと書いてしまうし。
ビョンホンさん出演作もそうです。『純愛中毒』はちょっと腐してしまいました。namomo さんに教えてもらって、そうか~、と思いましたけど、でもやっぱり映画はチームワーク大事ですから、役者さんばかりに多くを求めてしまう映画はどうかなと思います。ビョンホンさんの、あの眼差しは素敵でした。

と話がズレましたが、笑。
こんな感じなので、お暇であれば、気が向けば、コメントしてみても^^

>この作品、初めて、観た時、とっても疲れました。
私も一緒に走っている気分になってしまい・・・

そうなんです。リアルですね。
あれは本当に走っているような感じがします。かなり走ってからカメラをまわしたような…?

>演技に対する姿勢は、素晴らしいですから…

きちんと悪役も演じられて。ということは、将来を見据えて「学ぶ」姿勢なのだと思います。
俳優としてのキャパシティーを鍛えるという方向で、たとえば昨今のハリウッド進出なども理解できます。
とても勤勉な方で、働き過ぎじゃないのかと言いたい気持ちもありますが、笑。
おっしゃるとおり、演技に対する姿勢は素晴らしいと思います。

あ、あと『ラン・アウェイ』の感想文で書き忘れましたが(ここに混ぜてしまおう!)、
男と女が仲違いする場面がありますね。もうあなたとはやっていけないと。
それで別れるのだけれど、いろいろあって、別れないでやっていくわ、と女が言います。
この場面がいちばん好きです。母性愛みたいな女の愛が、じんわりと男を抱きしめて、男を赦す場面ですね。なんと言いましょうか作られた「愛」ではなくて、沁みてくる「愛」でした。

男と女には超えられない一線が引かれていると思います。この映画のなかの男と女だけでなくて。
誤解とか、分からなさとか、男と女は普遍的に抱えているのじゃないかな。それを女が赦す場面でした。
全体的にリアルな映画だけれど、この場面がもっともリアルに私のツボに入りました。
おそらく大多数の人は、それから監督さんの狙いとしても、あのプールでの愛の交感を、美しく印象深く残していると思うのですが、私はむしろ、あの赦す場面が印象に残ったし、好きでした。

>素敵な発見をさせて頂きました。
ありがとうございます。

いえいえ、こちらこそ、コメントありがとうございました^^

namomo|
Kairouさん こんにちは! 毎日暑いですね。

お言葉に甘えて書かせて頂きますね。
でもこれはあくまで私個人の、映画を観ての感想です。
そしてビョンホンファンとしての視点でもありません。全体的に感じたことです。
それからネタバレと思う箇所があるかも知れません。済みません。

『良い奴・悪い奴・変な奴』を一言でいうならば(こりゃぁ、また強引な!)
理屈抜きの娯楽作でしょう。おそらく監督もそれを狙っていると思います。
マスコミ向け試写会の後「アクションは凄いがストーリー性に説得力がない」的な批評もあったようですが、
それは本当のことです。否定しようのないことだと思います。セリフが分からなくても、そんな気がするのです。
痛快アクション娯楽作!少なくとも韓国の観客はそう感じたと思います。
ただ、kairouさんが↑の『ランナウェー』の感想の中で仰っていましたね。

>映画はストーリーだけでなく、映像も、込みだ。そしてこの映像こそがストーリー以上に語ってしまう。

この映画はまさにそれでしょう。
とにかく初っぱなからドンパチドンパチ…。
走る機関車(どうも満州鉄道のつもりらしいが)で、すでに3人の奴による三つ巴の銃撃が始まります。
そしてハイライトはお宝の位置が書いてある地図を持って逃げる「変な奴」を、「悪い奴」率いる馬賊と日本軍(騎馬大隊)と国籍不明の馬賊のような集団が、砂漠を大爆走しながら追いかけっこします。その中に「良い奴」が参戦して単独で日本軍を撃ちまくる。
最後にお宝に到達出来たのは誰?それを手にしたのは誰?
大筋ではこれが総てでしょう。たぶん…。
でも、その追いかけっこが半端では無いのです。
とにかく大爆走という表現がふさわしく、そのスピード感と銃撃戦のすさまじさはなんなのか。
いったいこの映画をどうやって撮影したのか不思議なくらいです。

大勢が大爆走する中で撃たれて死ぬ人もいる。
すると馬ごと転がったり、馬から落ちてすっ飛んだりする。
しかし映像は大爆走をおっているから、落伍者と死者はあっと言う間に画面からは消滅している。
そのスピード感とドライな印象はまるでテレビゲームの殺戮シーンのようでした。
そして見終わった後は胸がすくような爽快感さえ感じられるのです。
「あくまで実写でこの映像…。うーむ、監督はゲーム世代の感覚に一番訴えるような娯楽作を狙ったのではないか…?!」
私にはそう思えました。これはとても凄いことではないかと…。

あと1つ言えるのは、
この映画はとにかく贅沢に作られている事です。
監督が撮りたいように、フィルムをたくさん回して、狙った映像を追求している。
大勢のエキストラを使い、そのエキストラも乗馬の訓練が出来ていて、アクションOKな人たちばかり。
そして、なんと言っても大物3俳優を配してのキャスティング。
この3人がそれぞれ自分の役にちゃんと嵌っているし、
この映画に対する熱い思いが感じられて、とても充実した演技をしている点…。
贅沢ですー。

変な奴→確かに変人だが、小ずるくて狡猾な利口者。それでいて憎めないキャラ。ソン・ガンホにぴったりです。結構この人はすごむと怖いしね。ソン・ガンホのあらゆる要素が見られて満足。やはり主役はこの人!圧倒的に笑える。

悪い奴→冷酷非情。執拗なほど残忍。でも心のどっかにトラウマを抱えているよな悪党。ビョンホンだからだと思うけど、悪さの中に色気も感じられます。セクシー?!しかし女性との絡みは有りません。セリフが分かるとこの役の理解がもっと深まるのではないかと思います。

良い奴→とにかくどうしてこの人ばかり格好良く登場するのか!?いやきっと監督の期待に応えてのことでしょう。とにかくファンなら嬉しい見せ処が満載です。

1つ文句を言うならば…。
映像的には素晴らしい。ただ、これは満州ではないでしょう。
さすがにシルクロードの中継地点、砂漠のオアシス敦煌で撮影しただけあって、
映像はまさにゴビ砂漠。
むしろ満州という設定でない方が説得力あるかも。
映像からは中国東北というより、西域のシルクロードの香りがします。(笑)

反日シーンについて…。少々話題になっているようで…。(冷や汗)

 例えば、日本軍や日本人が民衆に暴行したり、残虐なことをするシーンはありません。それは本当にホッとしました。唯一列車の中で韓国の旗をかざして歩く男を、日本の警官らしき人物が取り押さえて殴るシーンがありますが、それほどひどくないです。
この映画に出てくる日本軍はマヌケで殺される対象として描かれています。
↑にも書きましたが、チョン・ウソン演ずる「良い奴」が日本軍をメタメタにライフルで撃つシーンがあるのです。騎馬兵を馬に乗って走る「良い奴」がライフルで1人1人狙い撃ちにして、これがまた格好良く見事に命中するのです。このシーンも私からするとテレビゲーム的な印象の映像です。
とにかくチョン・ウソンが格好いい。格好良すぎるのです。余りに格好いいから、
私は一度目に観た時は「この映画は物凄く面白いし、観た後スッキリ!」と爽快感すらありました。
しかしホテルに戻り、ゆったり(家事をしないからゆったり~)と映画のシーンを反芻すると、ちょっと待てよと思うのです。
ヒーローが格好いいから、映像が血なまぐさくなくてドライだから、気にならなかったのか?
現にこの映画を観た日本人も「良い奴が格好良かった」とか「反日シーンって?」みたいな反応があるくらいなのです。
監督が巧すぎるのかしら?それとも目くらましされているのかしら?
じっくり考えてみると、日本人が殺戮されているシーンで爽快感を感じた自分に疑問を感じたのです。
格好良さに一杯食わされた気がして、日本人意識が強い私としては、やはり不愉快でした。
しかし当然の事ながら、このシーンは韓国人にはとても評判が良いようですね。韓国での興行成績が順調に伸びるのは制作側には良いことなので、見事に監督の計算が当たったと言うことでしょう。

要するに、この映画はじっくり考えて観たらいけないのです。
じっくり考えたらストーリーの粗や細部に捕らわれて楽しめなくなるのではないかしら…?!
あれこれ書きましたが、それでも私はこの映画は好きですよ。
嫌いなシーンはありますが、そこは目をつぶってスルーすればよいことです。好きなシーンや面白いところはいっぱいありますから。

総括的な感想…。

 ぜひとも日本公開されて、日本語字幕で観たいです。そして多くの人に観て頂きたいです。
この映画のスピード感はまさにスクリーンで体感する物だと思います。
ぜひ多くの方に体感して頂きたいです。
例の日本軍銃撃シーンもカットせずに公開されると、かえって反韓・嫌韓派の方の注目も集めて、観客動員数も伸びるでしょう。
賛否両論含めて日本での批評が楽しみです。

 長くなって済みませんでした。

kairou|
おおおッ! namomo さん、書き込みありがとうございました。
なんかお手数お掛けして、すみません、感謝です^^

>でもこれはあくまで私個人の、映画を観ての感想です。
そしてビョンホンファンとしての視点でもありません。全体的に感じたことです。
それからネタバレと思う箇所があるかも知れません。済みません。

だけど、いままで頂戴した namomo さんの感想文は、中立で、バランスが取れていると思うので、信用して読ませていただきました。その意味では「ビョンホンファンとしての視点でもありません」も、うなずけます。べったり、ではないですよね。私も記事を書くときファンの人もそうでない人も、興味を持って観てくれたらいいなと思って書きます、偏ってますけど(笑)べったり、はファン同士だったらいいのだよなあ。開拓したい気持ちですヨ。namomo さん、本音は違うでしょ? ビョンホンさんを、じっくりと観てきたと思います^^ 私も本音は違いますよ~。

>理屈抜きの娯楽作でしょう。おそらく監督もそれを狙っていると思います。
マスコミ向け試写会の後「アクションは凄いがストーリー性に説得力がない」的な批評もあったようですが、
それは本当のことです。

ストーリー性に説得力がない、うーん、そうかあ…。
うまく画を繋いで行って、俳優さんたちのレベルが高ければ、ストーリーはそれほど気にならないと思うけど。説得力っていうのも難しいですよね。納得できないのか、リアルじゃなかったのか。
namomo さんも書かれてますね、

>要するに、この映画はじっくり考えて観たらいけないのです。

うんうん。それではスピード感が損なわれてしまうのでしょう。人間関係がごちゃごちゃと絡まり、説明し、納得させつつ、映画を前へ前へと進めて行くとしたら。
企画を出すときに、1、2行で言える内容のものがヒットするみたいですよ。メロなのかアクションなのか何なのかハッキリしないものは、お客の入りが悪いみたいです。娯楽で行くなら徹底して娯楽で行った方が良いという話でした。それに、この映画は、冷えきった韓国映画界を元気にさせようという狙いのもとで作られたみたいなので、namomo さんの感想文を読ませていただいて、「おおッ!」と思いました。こうでなくちゃ元気にならないと思います。
スエさんが出ている映画が、この同時期に上映されていますね。こちらはおそらく「ごちゃごちゃ」でしょう。まるで反対の映画を2つ、ぶつけた場合、相乗効果で両方ヒットするのじゃないかな。韓国映画界、本気ですね。私だったら両方観に行きますヨ。徹底した作品は強いと思います。

>とにかく初っぱなからドンパチドンパチ…。

これから2時間くらい映画をやるけれど、この映画は、こういう映画ですと、自己紹介ですね^^
新井先生式に言えば張り手型というやつですね、ドンパチは。お客を殴ってそのまま引きずって行くという。威勢のいい映画の出だしとしては期待を持たせる正攻法かと。大きな画面でドーンと出てきたら、ほんとに「張り手」で、びっくりしますよね^^;

それで、この後の展開がまた!
時代背景を過去にして、馬や機関車などを出したのが良かったのかなあ。躍動的で荒々しい感じで、映画のトーンを上手く締めてスピード感も出せるしで。昔っからの映画ファンは皆さん西部劇が好きですよね。淀川さんも大好きだったみたいだし。それを、アジアバージョンでやろうという、意欲的な作品のようです。

>この映画はとにかく贅沢に作られている事です。

お金がかかりますよね西部劇は^^;
羨ましいと思って見ている他の監督さんたちが沢山いそうです。

こうして見ていくと、ぜひ日本でも上映して欲しいと思いました。韓国発の西部劇が、どんなふうに仕上がっているのか、すごく興味があります。日本映画も若干ワンパターンのドツボにハマっているようなので、ひょっとして皆さん厭きてしまったかなという感じなのですが(私が厭きました、汗)、お隣さんの仕掛けた映画を、ぜひ観てみたいです!

そして反日ですが。

>映像的には素晴らしい。ただ、これは満州ではないでしょう。
さすがにシルクロードの中継地点、砂漠のオアシス敦煌で撮影しただけあって、
映像はまさにゴビ砂漠。
むしろ満州という設定でない方が説得力あるかも。
映像からは中国東北というより、西域のシルクロードの香りがします。(笑)

たとえば、人間関係などが1から作り変わってしまうので、満州にこだわった様子ですね。
もう少し色気を出して韓国内だけでなく、世界的なヒットを狙っていれば、反日色が薄くなって満州でなくても良くなったかも。とか思ったんですけど、そうですか、西域のシルクロードの香り、笑。

チョン・ウソンさんの日本軍をライフルで撃ち殺すというシーンもそうですが、わかりやすい敵として日本軍を出したのでしょうね。パッと見て、パッとわかる。なんとなく納得できない的な引っかかりがない敵として日本軍を選んだのかなあ、と思いました。

この辺は、韓国の現代史を交えて解釈しないと、その意図を正しく理解できないような気がします。
ただいきなり見せられると、namomo さんのおっしゃるとおり、日本人としては、あまりよい気持ちはしないですよね。

>しかし当然の事ながら、このシーンは韓国人にはとても評判が良いようですね。韓国での興行成績が順調に伸びるのは制作側には良いことなので、見事に監督の計算が当たったと言うことでしょう。

そうですね、個人的な恨みというよりも計算なのかも…。
あとでよく考えてみると、という、namomo さんのお言葉から察することが出来ました。
個人的な恨みがあって映画で晴らさんとばかりに撮られていれば、観ていられなかったと思うので。
ヒットさせるために、そこはある意味ベタに起こしたのでしょう。

わぁー! なんか、いっぱい書いてもらって…、ありがとうございましたm(_ _)m
じっさいに観た方の書かれたレポは生きていますね。つい刺激されてしまい、観てもいないのに私ときたら! 楽しくお返事を書かせてもらいました。心より感謝いたします。

「家事をしないからゆったり~」と。美味しいものとか食べてきましたか?^^
はい、もう一度。「韓国行けて羨ましい、いいな~、いいな~(目に星)」

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