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チョ・ヒョンジェ『ラブレター』で始まった韓国ドラマ

2006年1月、文学サイトのカタヨリ紙に、韓国ドラマ『ラブレター』の記事を書きました。すると別の場所でやってくれと言われまして、んじゃ分かったと、映画ドラマサイトのかんてら通信を作りました。文学サイトに韓国ドラマの記事を書けば軽薄だと叱られて、韓国ドラマのサイトに文学的な文章(に見えるらしい)を書けば気取るなと叱られて、まぁ世間様は気難しい。私の中では一切の線引きはないのだけれど、そうは思わない方々が多いみたいです。線引きはやめてタテではなくヨコへと広がって行きたいですね、というのが私の望みです。
で、途中でどうでも良くなりまして、合体しました。私がどうでも良くなっただけで、世間様は相変わらずですが。

そういうわけで、カタヨリ紙に出して没になった『ラブレター』の記事を出します(3記事分)。意地で出すだけなので、好きな人だけ読んでください、マニアック過ぎて、笑。
これで私は韓国ドラマにハマりました。その前にも何本かチラチラと見てたけど、完全にハマったのはこのドラマがキッカケです。理性を失い記事がむちゃくちゃですが。でも最初に出会い、好きになった作品って、そういうものだよね。

後で、かんてら通信にまとめて書きました。
こっちの方が整理されています→ 『ラブレター』 チョ・ヒョンジェ/スエ/チ・ジニ

たしか韓国での裏番組は、イ・ビョンホンさんと、ソン・ヘギョさん出演の人気ドラマ『オールイン』ではなかったかしら。それで視聴率が振るわずに、もう少し話を展開させたいそぶりを見せつつ『ラブレター』が終わってしまったような…。検索してみなさんのご意見をうかがうと、ヒョンジェファンも「負けて当然」が多数でした。私もそう思います。ハマって見たけど『オールイン』には勝てないと思います。もしも私が韓国でリアルタイムで見ていたら、『オールイン』にチャンネルを合わせたと思うし、その後で『ラブレター』を見たと思います。
このパターン、日本のドラマにもありました。クドカンのドラマがそうでした。視聴率は振るわなかったけどDVDはそれなりに売れたという。面白いドラマを2つ同時に持ってこないで欲しいンですけどー。裏が『オールイン』でなければ別の展開もあったかも。今さらだけど。

初恋

『ラブレター』チョ・ヒョンジェ(1) 06/01/06
韓ドラです。と1行書いただけで、色メガネの薄ら笑いが見えるようで嫌なのですが(笑)

ギャルが言っていました。
だってぇ、さびしいオバサンがぁ、好きなンでしょうぉ? 韓ドラなんてぇ、おんなじ話じゃない? 出生のヒミツとか、病気で死ぬとか、あきるよねぇ?

ここの記事にも何度か書きましたけど。
ドラマの設定なんて、たいていはワンパターンです。どこにもないような摩訶不思議な話なんて、どこにもないと思う。むしろ、このワンパターンの設定を使って、いかに新鮮に魅せてゆくのか、こっちのほうが難しいと思うのだけれども。
たしかに韓ドラでも、つまんない話もあるから、風土に根ざした感情のツボを押さえつつも、設定から人物を立ち上げていくことの難しさが分かります。たとえば出生のヒミツ、それだけでは、枷としては、弱いのじゃない? その作品ならではの、この主人公でなければならない事情があってこその、枷になるとオバサンは思うのですけれど、どうでしょうか…。

『ラブレター』は、ずっと前に1話だけ、ヤフーで無料配信しているのを見まして、そのときは、フツーの感想でした。
今回週1回、2話ずつ、全話配信するということで、現在のところ、6話まで見ましたが、もうカンペキにハマってしまい、韓ドラDVD、初の購入予約(3月発売)となりました。設定にべったりの所、ゴテゴテの所、細かなツッコミ、もちろんあります。でも全体的に、すごくリアルなのですよね。セリフがビシビシと入ってくるけれど、そのセリフが、たとえばクドカンのようなリアルさがある、ということではないんです。見てる人が想像できるように配慮されている、それは当然のことだけど、人物1人ひとりに、分けてシナリオが書かれているのじゃないのかと思えるほどに、人物造形がしっかりと出来ていて、しぜんに納得できるように創られている、そこがリアルなんです。

サンシャイン・オブ・ラブ DVD-BOX

たとえば、チョ・ヒョンジェ演じる主人公アンドレア、この人は孤児です。神父を目指している。でも途中で幾度となく心が揺れ動く。好きな女がいるから、それだけでの理由ではない。心優しく優等生でも、飢えた孤児はやっぱり脆いんですよね。表面的には微笑んでいるし、均整もとれているのだけれど、どことなく脆い。でも現実の孤児の方々は、すごくがんばっている。アンドレアもがんばっている。ついでに言うと、私も孤児みたいなものなんです、ってここで告白してもしょうがない(笑)
それで、ダメなドラマは、孤児をどう描くかというと、ここぞという所で説得させる道具として、俺は孤児だけど…、と使う。甘えた誰かに向かって、説教じみたことを言う。日本の有名な某脚本家も、コレをやって視聴率を稼いでいましたね。孤児は道具じゃないよ。表面的に、ざぁーっと舐めただけで、主人公は孤児ですと言っているだけ。肝心の中身がすっぽ抜けていると思います。

アンドレアは違っていました。きちんと人物造形ができているので、心の奥底の叫びとしての、日常あまり使わない言葉ではあっても、とてもリアルなセリフを言います。ホンも素晴らしいのだけれど、役者の演技も良いのでしょうね。チョ・ヒョンジェの、ワンクッション置いてからの、ふるまいやセリフもまたリアルです。素の自分がそのまま出ることは、ほとんど無い。かならず思考されたあとに整えられた自分を見せる。感情のままに出るときは、別人のようなうろたえ方や、粗暴なさまを見せてしまう。チョ・ヒョンジェ、このドラマで好きになってしまいました。演技が、ほんとうに、上手ですね!

またウナ役のスエも、良いのです。アンドレアを愛してしまう女性の役。彼女も高校2年生のときに両親を亡くして孤児になりますが、基本的にお嬢様なんですよね。だから、気が強くて、わがままで、相手の気持ちより、自分の気持ちのほうが先行してしまう。もう、これもきちっと人物造形がなされているのだと思います。スエも演技が上手だと思いました。ちらっと、見る目で、気持ちを表現するとか、もうどうしたらいいのか分からないといったふうな焦燥感とか、見てて、ああっ、この子も好き! とファンになってしまいました。

こんな純粋な人がいるのか!?
とどこかで読みましたけど、少なくとも私の身近にいる神父さんは、アンドレアと似たような雰囲気で、純粋というのとは、ちょっと違う、言葉で言えないのがもどかしいのですが、ようするに俗世間に生きている私たちと並べて云々できないと思うのですよね。ここも上手に表現されていると思います。お嬢様のウナが、御曹司のウジンのことをガツガツと悪く言いますけど、そのとき、アンドレアは、君が人の悪口を言うのが嫌なんだと、言いますね。またアンドレアとウナが一緒に暮らしていると知っている、俗世間の人間の、そのウジンは、ウナのことが好きなんだけど、アンドレアと対照的なことを言います、お前、一緒に暮してて、へんな気にならないか? と。アンドレアとの対比が効いてて、良いと思いました。嗚呼、こんなふうに、書けたらいいね! ほんと尊敬します。

7話以降、人物は、変化していくはず。
色メガネの薄ら笑いも気にせずに(笑)全話見終わったらまた書きます♪

オンリーユーBOX I

『ラブレター』チョ・ヒョンジェ(2) 06/02/13

韓ドラ『ラブレター』18話までの感想。
全話見終わったら書きます、と言っておきながら、あまりに良くって感想文を書きます(笑)

17話、18話で、人物が、がらりと変化しました。
すごい! すごい!
アンドレア(チョ・ヒョンジェ)が本音をぶちまけてしまい、じぶんの弱さ、逃げてしまう不甲斐なさを、哀しいまでに、吐き出してゆく。
6話まで見終わった時点で、これはと思い、DVDまで予約してしまいましたが、やはり、このドラマ、裏切らなかった。きれいな話では終わらなかった。人間って愚かだよね。でも人間って、愛しいよね。この人物の変化は、そう思わせました。

変化したのは、アンドレアだけじゃなくて、ウナ(スエ)ちゃんも、ウジン(チ・ジニ)も、みんな変化する。そしてみんな愚かで愛しいのだよね。それぞれの背負う十字架の重さに耐えきれず、教授は死んでゆき、お母さんは修道院へ入り、ウジンは凶暴になり、ウナちゃんは自分でもわけが分からなくなり、そしてアンドレアは行き場を失い脆くも壊れてしまいそうになる。

この背負う十字架、カンタンには言えない。
だけどドラマのなかではカンタンに扱われてしまう場合が多い。私は見ながら、それぞれの心の闇が、カンタンに克服されてしまったら、嘘っぽくてイヤだな、そうならないで欲しいなと、ちょっと期待しながら見ていました。そして期待どおりにカンタンには克服できない。そうそう、克服できるものじゃない、それがリアルってやつなんですよねー。教授の死だって、突然に死んだわけじゃなくて、もう何回にも渡って彼の葛藤を表現している。最後にアンドレアのもとへ行き、許してくれと、頼むけど、あれは耐えきれず、ぎりぎりのところで、お願いしに行っているのだろうと。ぎりぎりのところだから、ただひと言、許してくれと、まぁ言ってみれば都合の良い頼みだけれど、そこまで耐えていたという、ことでしょうねぇ(涙)

薯童謠〔ソドンヨ〕 BOX-II

それから、アンドレアですよぉ。
もう、見ていて、辛かったなぁ…。この子を誰か助けてやってくれと、言いたくなった(笑)工事現場で働くオジサンたちにまじって、あれはお酒かな? ウマそうに呑む場面がワンカット入っていた。その呑み方が、なんというか、いかにも最下層の、うらぶれた若造で、神父を目指していた頃の、あの誠実そうな青年ではなくなっていたのだよね。ここ、脚本が、すごく上手! ただ酒を呑んで暴れるというようなカットを入れたくなるのだけれど、そうじゃない、アンドレアは、性根から、腐りはじめているのだという、そういう表現の仕方なのですよね。もちろんチョ・ヒョンジェの演技も上手! しゃぶるような呑み方。うらぶれた若造へと堕ちていました。

『ラブレター』、韓国では、どのくらいの視聴率、だったのか…。未確認情報では裏番組が強くて、それで20話で終わったらしいと。あと10話続けたら、もっと深めてゆけただろうにと、残念です。教授が死んだあと、ウジンが許さない、と言いますよね。ここで凶暴化する。だけど教授の書いた、息子への手紙を発見してしまい、どうやら早くも軟化してゆきそうな雰囲気。この手紙を発見するのが、もう少し遅れていたら、ドラマはもっと色彩を深めて行けたかと、想像しました。

18話までの、ドラマのなかで、印象深い場面はたくさんありますが、アンドレアに関して言えば、あの神父服が、息苦しくなる場面。ミサの途中で退席するところ。チョ・ヒョンジェの演技が良かったです。映画ばりの演技でした。

あと2話で終わってしまうよー(ため息)
放送回数が少ないと、細かな描写が端折られてしまうし、深めるにしても限界があるだろうし…。あぁ、もっと、見たいぞーッ!!

『ラブレター』チョ・ヒョンジェ(3) 06/02/20

いい話でした。
ここで私が何か言うのもおこがましいほどに。
最終回、ずっと涙が流れっぱなしでした。

それでも何かを言うとすれば…。
いえ、言わないでおきます(笑)
目覚めたら、また愛し合おう。
その愛は、与え、与えられた、愛なんですよねぇ…。

このドラマを観て確認したことは、なにか複雑で、込み入った、奇怪な(?)ドラマを観たいわけではないと。
もっと単純でいいのだと思う。
もっと単純でいいから、この心根に響いてくるような、愛しいドラマを観たいのだと、思いました。

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