スポンサード リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサード リンク

新潮文庫ロング・セラーと太宰治vs.松本清張

ちと古い情報だけど新潮文庫の売り上げ1位から20位までのランキングです。1位と2位はたまに入れ替わるそうです。「読んだことある!」、っていうの、いくつ入ってる?

[1]
こゝろ (角川文庫)
[2]
直筆で読む「人間失格」 (集英社新書 ビジュアル版 11V)
[3]
老人と海 (新潮文庫)
[4]
友情 (新潮文庫)
[5]
異邦人 (新潮文庫)
[6]
坊っちゃん (新潮文庫)
[7]
破戒 (新潮文庫)
[8]
悲しみよこんにちは (新潮文庫)
[9]
雪国 (新潮文庫 (か-1-1))
[10]
斜陽 (新潮文庫)

1位(夏目漱石『こころ』)|2位(太宰治『人間失格』)|3位(ヘミングウェイ『老人と海』)|4位(武者小路実篤『友情』)|5位(カミュ『異邦人』)|6位(夏目漱石『坊ちゃん』)|7位(島崎藤村『破戒』)|8位(サガン『悲しみよ こんにちは』)|9位(川端康成『雪国』)|10位(太宰治『斜陽』)

[11]
潮騒 (新潮文庫)
[12]
伊豆の踊り子ほか (読んでおきたい日本の名作)
[13]
金閣寺 (新潮文庫)
[14]
塩狩峠 (新潮文庫)
[15]
変身 (新潮文庫)
[16]
車輪の下で (光文社古典新訳文庫)
[17]
黒い雨 (新潮文庫)
[18]
点と線 (新潮文庫)
[19]
あすなろ物語 (新潮文庫)
[20]
三四郎 (新潮文庫)

11位(三島由紀夫『潮騒』)|12位(川端康成『伊豆の踊り子』)|13位(三島由紀夫『金閣寺』)|14位(三浦綾子『塩狩峠』)|15位(カフカ『変身』)|16位(ヘッセ『車輪の下』)|17位(井伏鱒二『黒い雨』)|18位(松本清張『点と線』)|19位(井上靖『あすなろ物語』)|20位(夏目漱石『三四郎』)
新潮文庫のベストセラーランキング

いまや古典扱いで、ネット上に書くとまずは「古典について」説明しないとナナメに読まれてしまう可能性大ですが・・・、それと新潮さんも前置きしてるけど、売れるから文学的な価値があるとは言えないわけで、しかし、これらはみな、書かなくてもよいほどに当たり前のことです、笑。
古典を特別視するから古典についての説明が必要になり、売れる文学は価値があるのではないかとチラとでも思うから、そうじゃないとわざわざ言う必要が出てきます。本を読むときでさえマジメな線引きに必死です。私は賢くないので無責任に「呆けッ」と読みますヨ。

なにかのキッカケで出合った人たちの数が多かった、ということだと思います。
なのでこのランキングのなかではワタシ的に、え? っていうのも入ってますけど(笑)、それに、どうして森鴎外は入っていないのかフシギです。芥川龍之介は23位に入っていましたけど。うーん。

最初に読んだのは、学校の教科書です。
その衝撃をいまでもよく憶えているのは、芥川龍之介と森鴎外でした。「なんじゃこりゃ」、とひっくり返りました。すごく面白いと思いました。文章が緊張感を保ちながらその世界とこちらの世界との両方をピーンと張り詰めて、繋ぎ合わせました。抜けて行く感じを体験しました。小説内に吸い込まれていった、あの抜けて行く感じです。凄いなぁ、と・・・。とくに芥川ですヨ。ほんのりと、お香のにおいがして、切りとられた場面のふちはギザギザに傷ついたままで、放り投げられたような厳しさがあります。もちろんこれは今の私が思い出して、言い直して書いているのだけれど、そのときは、まだ子どもの頃は、わけもわからずに、凄いなぁと思いました。
森鴎外は、教科書に載っていたのは『舞姫』でした。やさしい、やさしい、小説で、なぜか女のコの下着、シミーズの印象が強くて、もう中身のないそれを両手でやさしく包み込むような、大切に書かれた小説だと思いました。あとで森鴎外の実物写真を見て、あのワックスで固めたような、ピンと尖った髭面を見て、あれ? と思いましたけど、笑。


太宰治順位松本清張
『人間失格』
615万8000部
1位『砂の器(上・下)』
433万4000部
『斜陽』
356万7000部
2位『点と線』
306万9000部
『走れメロス』
183万8000部
3位『わるいやつら(上・下)』
228万7500部
『晩年』
159万1900部
4位『ゼロの焦点』
213万8000部
『津軽』
136万8500部
5位『張込み』
147万5000部

太宰治と松本清張 生誕100年 相次ぐ復刊…出版不況の救世主に?

こっちはわりと新しい情報です。
『人間失格』の売れ方はハンパないですね、夏目漱石を場合によっては追い抜いてしまう勢いです。太宰=人間失格と言ってもいいくらいです。もっと他にもよい作品をいっぱい書いているンですけど^^;
松本清張は描く人間が泥臭いですね。一応ジャンル分けするとエンタメ系に入るのでしょうか。純文でも(謎解きなんかが無くても)イケると思います^^

本格的に太宰と付き合ったのは外で働くようになってから、でした。
私は高校生の頃から家を出て(出たり入ったりして)働いてましたけど、沁みましたねぇ・・・、挫折のないときは、そう人間は太陽に向かって生きて行くんだと信じて疑わなかったときは、まったく響かなかった素通りの作家だったのに、急に打てば響くようになりました。これは教科書で読んだ衝撃作とは別の衝撃です。べらぼうに平易な文章で、えぐれて入ってくる、こんなの見たことないです。書くのが上手な人は西も東も大勢いるけれど、こういう捧げ方はある意味反則だと思いつつ、じゃお前やるかと言ったら、たぶん誰もやらないし、できないです。ここは川端の言うとおりで才能の無駄遣いかも・・・、太宰は私小説を禁じ手にしても上質な小説を書けたと思うから。
だけどそれでこそ押入れ文学ですヨ。押入れに隠してコッソリと読む文学。時を経ても色褪せず、ながく長く愛されるのは、きっとそういう理由があるからではないかと思ったりしています。

スポンサード リンク

Pagination

Comment

Post Your Comment

コメント登録フォーム
公開設定

Utility

links

amazon

文学 韓国ドラマ 文学・評論 文庫新書 絵本・児童書 音楽 エンタメヘルス・ビューティー パソコン・周辺機器 ペット用品 洋書

rakuten

楽天市場 楽天ブックスTOP
楽天写真館 楽天トラベル
ホテル・旅館ランキング(全国)
楽天銀行  楽天カード
 

card

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。