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ジョセフ・チェンさんとアリエル・リンさん、そして日本のドラマは形骸化へ?

台湾ドラマ『イタズラなKiss』の感想文を書くまえに、ぐだぐだと書いてみます。

いちばん言いたいことは、
テレビドラマのフロントに立つ日本の俳優さん方は、いつからこんなふうになってしまったのだろうか、と。

表情がない。感情の起伏がない。胸の奥の広がりがない。痛みがない。ドラマのなかでは共演者、つまり他者との繋がりが希薄で、目に見えない「世界と繋がってるよ」感がない。「私」から発したものが「私」から出てすぐに「私」に戻り、それ以上のなにものにもならない、変容しない。ただ見た目に美しい肢体をライトの下に置いているだけで、まるで物のようにすら見えます。組まれたセットのなかの、妙に柔らかい、けど固い物のように、表現(対話)すること自体を恐れているのか拒否しているのか・・、分からないですけど、若い人ほど、そういった印象を持ちます。

演技が小さいとか大きいとか、そういうことではないです。
韓国、台湾ドラマだって、大きい人、小さい人、いろいろ、いますよ。
「自然な演技」とかいうものがクセモノで、「自然な演技」もなにも、それ以前の話ではないかと。さらに付け加えるなら、佇まいに影がないです。これはほんとうにヤバイ状態だと思います。表現できる若い人が、もっと他に、日本のどこかに、フロントに立てずに、くすぶっているのじゃないでしょうか。そういう人がいるなら、立たせて欲しいと素朴に思ったりもします。

あらゆる意味、側面で、日本は管理が行き届いていて、俳優さんとしては韓国や台湾などのようなモメごとやゴタつきが少なくて良いのでしょうけれど、その反面、管理が行き届いているから、いまや硬直化し、形骸化されているのかもしれません。

この前の記事内で書きましたけど、高見恭子さんが他にこんなことも言っていました。
韓国ドラマの脚本を書いているのは若いコが多くて、現役で恋愛して、こういうの面白いンじゃないでしょうか、と上に持っていくと、上の人が、それ面白いねと言ってくれる、そう言ってくれることが素晴らしいと、高見さんが言ってました。うーん、そうか、と思いましたけど。
これは俳優さん方にも同じことが言えるのじゃないでしょうか。形骸化されてしまうと本筋から離れてしまい、あの人の顔色や、この人の都合ばかりを考えてしまい、出来上がったものは、なんだかワケのわからない物の陳列棚と化しているような、気もしないでもないです。決め事が多すぎるような・・・。

なぜこんなことを書きたくなったのか、というと、
アリエル・リンちゃん狙いで『イタズラなKiss』を見たのです。つい比べてしまい、ぐだぐだと、書きたくなったのです。

彼女のことは何年か前に、マイク・ハーさんと共演した台湾ドラマ『愛情合約~Love Contract~』で見て、このドラマ自体はそれほど面白いとは思わなかったのだけれども、つい見てしまったのです。ドラマの最後なんて、なんじゃこりゃ、っていう、ビックリするような作りなんですけど、それでも見てしまうのは、アリエル・リンちゃんが良かったからです。ストーリーとかそういうことはもうどうでもよくなっているのです。アリエル・リンちゃんがそこに立っていて、なにか演じている、それが見たくて私はあのドラマを最後まで見ました。

上に書いた「ないない」づくしの逆で、彼女はすべてを持っています。主役を演じられる人が主役を演じている、そういう当たり前の快感があります。ただそこに立っているだけで何かを表現してしまう、辺りに風を巻き起こすことができる、見ている人を引っぱってゆける、そういうチカラがあると思いました。

これを記憶したまま最近になって、ひかりtvのビデオ欄に彼女が出演しているドラマを見つけたのです。それが『イタズラなKiss』でした。

相手役はどうかと心配しましたが、なんと、ジョセフ・チェンさん がこれまた良かったのです。正直、マイク・ハーさんよりも、うんと良いです。アリエル・リンちゃんとタイプは違うのだけれども、同レベルで演じられるだけのチカラがありました。

アリエル・リンちゃんは、計算しつくして情で持っていく感じです。線が太くてたくさんの風景が見えます。1人で大勢の人生を生きているみたいに。
ジョセフ・チェンさんはどちらかというと劇団の人っぽい感じで、センスで持っていきます。その場その場の即効的なひらめきで演技できる方ではないでしょうか。

ところが、ミニドラマを見つけてしまいました、汗。
ジョセフ・チェンさんが出ています。


ジョセフ・チェンさん、こんなドラマに出てはなりません。
才能がもったいないです。

なのに、セリフのないところとか、ちゃんと佇まいがあって、このなにもかもがダメな作りのドラマとのギクシャク感が、なんというか見ていて悲しい気持ちになりました。ジョセフ・チェンさんの才能を汚されているような不快感がありました。

数十分の短いドラマですけど、岡まゆみさんも出演されています。出てきて、ホッとしました。岡さんみたいな俳優さん方が、昔はたくさんテレビドラマに出ていて、面白いと思って、私も日本のドラマを見たものでした。懐かしいです。「陳列棚」は、もう見る気はないです。

知らないものは表現できない、これ当たり前です。
アリエル・リンちゃんや、ジョセフ・チェンさんが、演じることができるのは知っているからです。痛みや悲しみや喜びを知っているからです。さまざまな人生を知っているからです。知らない人には演じることができないです。その意味では別方向から言えば、「陳列棚」の根っこもタテヨコに伸びて、じつは奥深かったりもするのですが・・、だけどそれは表現することとは別問題です。

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